ティーンググラウンドのルール

ティーンググラウンドのゴルフルール

ティーンググラウンドは一般にティーグラウンドと呼ばれているホールのスタート場所のこと。
平らな面ならどこでもティーアップしてもよいというわけではない。
ティーアップできる範囲は、2つのティーマーカーの外側を結ぶ線で、前方と横の辺で示される。奥行きは、ティーマーカーから後ろにドライバー2本分の範囲


●打つ順番を間違えた
<罰なし>:ストロークプレーの場合、打順を間違えても罰なしでそのままプレーする。但しやり直しをすると3打目となる。
●スタート時刻に遅れた
<2打罰か競技失格>:従来は1分でも遅れると失格だったが、2012年から5分以内の遅刻は1番ホールで2打罰でプレーできるようになった。
※プライベートなコンペなら、幹事の裁量による。
●同伴競技者に池やOBの場所を聞いた(教えた)
<罰なし>:ハザードやOBなどのコースレイアウトや距離などは「公知の事実」なので、教え合ってもペナルティにならない。
●バックティーから打つべきところを、別のティーから打った
<2打罰>:正しい場所に再度ティーアップして打ち直し。
定められたティーから打っていないショットは、2打罰で正しいティーから第3打として打ち直す。
●ティーマーカーから5メートル離れて打った
<2打罰>:ティーの区域とは、左右のティーマーカーの外側の先端を結んだ線から、奥行きは2クラブレングス後方までの長方形。ドライバーを使うとして、2クラブレングスは通常約3メートル未満だから、5メートル後方は区域外となる。
●ミスショットでティマーカーの側にボールが落ちた
<罰なし>:ティーマーカーは単なる目印で動かせる障害物なので、ボールを打つのに邪魔なときは、罰なしで抜いてプレーできる。
※最初のティーショットの時点でティーマーカーを動かすと2打罰、ティーマーカーの向きを直して打つと競技失格となる。
●同伴競技者に使用クラブを聞いた
<2打罰>:アドバイスを求めても与えても2打罰となる。
●同伴競技者のボールを借りてプレーした
<罰なし>:ボールや手袋、タオルなどクラブ以外の用具は借りることができる。
●同伴競技者のクラブを間違って使用した
<2打罰>:自分で選んだ14本のクラブを使ってラウンドしなければならないので、同伴者のクラブを使うと2打罰となる。また、使い続けると各ホールに2打罰、但し1ラウンドで最高4打罰。
●スイング前の素振りやアドレスでティーからボールが落ちた
<罰なし>:元通りティーアップしてやり直す。
ストロークしてから始まるインプレー前なので、偶然ボールがクラブに当たって落ちてもペナルティにはならない
●ティーアップしたボールの後ろの芝をならした
<罰なし>:ティーンググラウンドでは、地面の凸凹や芝をならしてもライの改善にならない。
●空振りしたボールを、またティーアップして打った
<1打罰>:打つ意志を持ってスイングした瞬間にプレーは開始されているので、ティへのせ直すとインプレーのボールを拾ったことになる。
※空振りしたが、ティーのボールはそのままだったのでやり直した場合は罰なし。
●ティショット(第1打)がOBとなった
<1打罰>:OBをした場合は、1打罰でプレーした所から打ち直すことになるが、ティーショットでOBを出すと3打目を打ち直すことになる。OBしたかどうか定かでない場合は、暫定球を打つのが一般的。
●だまって暫定球を打ってしまった
<1打罰>:暫定球を宣言しないで打つと初めのボールは紛失したとみなされ、打ち直したボールでプレーを続けなければならない。
※なお、暫定球は宣言すれば何度打ってもよいが、何球目かをはっきり判別できるようにしておくこと。

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