スル−ザグリーンのルール

スル−ザグリーンのゴルフルール

プレー中のホールのティーンググラウンドとパッティンググリーン、そして、コース内のハザードを除いたコース内のすべての場所がスル−ザグリーンとなる。


●ラフでボールを探していたら、気づかずに自分のボールを蹴とばした
<1打罰>:自分のボールを動かした場合は、1打罰でもとの位置にリプレースする。
●ラフでボールを二度打ちした
<1打罰>:1回のストロークでクラブが2回以上当たると1打罰で、打ったボールが止まったところからそのままプレーする。
●木の枝にひっかかったボールを揺すって落とした
<1打罰>:木の枝にひっかかったボールはそのまま打てるが、打てない場合はアンプレアブルにして1打罰で処置をする。
●練習スイングをしたら、ボールにクラブが触れて動いた
<1打罰>:インプレーの玉を動かした場合は、1打罰で元の位置に戻してプレーする。
●打とうとしたらボールが動いたので、スイングをやめた
<罰なし>:2012年の改訂でアドレス後でもプレーヤーがボールの動いた原因でなければ、罰なしでボールが止まった場所からプレーする。
※アドレスしようとして風邪でボールが動いた場合でも同様に罰なし。
●打ったボールが木に当たってはね返り自分に当たった
<1打罰>:自分の体にボールが当たった場合は1打罰でボールが止まった場所からプレーを続ける。自分のキャディ、クラブ、携行品に当たっても同じ。しかし、同伴競技者やそのキャディ、携行品にあたった場合は罰なし。
●ボールの後ろの土を足でならして打った
<2打罰>:打つ前にボールの周りの地面や草の状態を変えて状況を改善するような行為は反則。2打罰でそのままプレーする。
●ボールが木の支柱のそばに止まった
<罰なし>:木の支柱は動かせない障害物として救済を受けられる。ホールに近づかず最も近い地点ニヤレスポイントを決めて、そこから1クラブレングス以内にドロップしてプレーを続ける。立ち木そのものの場合は自然物なので動かせない障害物の救済は受けられない。
●カート道路にボールが止まった
<罰なし>:動かせない障害物からの救済措置が受けられるので、ペナルティはなし
※【ヒント】動かせない障害物とは
立ち木の支柱、カート道路、橋、鉄柱、距離表示杭、スプリンクラーヘッド、コースを仕切る金網や柵など
●ドロップしたボールが、自分の足に当たった
<罰なし>:ペナルティはなしで、もう一度ドロップし直してプレーを続ける。
●モグラの穴にボールが止まった
<罰なし>:罰なしで救済を受けてプレーを続ける。モグラなどの穴掘り動物の作った穴や脇に盛られた土などが障害となるときは救済を受けられる。
●ボールが水たまりに入った
<罰なし>:雨が降った後に一時的にできる水たまりをカジュアルウォーターという。カジュアルウォーターの中にボールがひった場合やスタンスやスイングがかかる場合は、罰なしで救済を受けられる。
※スタンスを取ると水がにじみ出るような場合も同じように救済される。
●ドロップしたボールがバンカーに入った
<罰なし>:再ドロップしてプレーを続ける。
※ドロップしたボールがバンカーやウォーターハザード、グリーン、OB区域に入った場合は再ドロップしなければならない。
●スイングに邪魔になる木の枝を折った
<2打罰>:意図的にスイングの区域を改善したことになり、2打罰でそのままプレーする。
●雨上がりに打ったボールがフェアウェイの地面にくい込んだ
<罰なし>:罰なしでボールを拾い上げ、泥をふきおとしてドロップできる。
●間違えて他人のボールを打ってしまった
<2打罰>:2打罰で、改めて正しい自分のボールを打ち直す。誤って打たれた同伴競技者には罰はない。
※ボールが泥で汚れて識別できない状況なら、確認のため罰なしで拾い上げ必要に応じて拭くこともできる。
●ボールに傷がついたので別のボールと取り替えた
<罰なし>:ボールにはっきりと傷がついてプレーに支障をきたす場合は、同伴競技者に合意を求めて交換できる。但し黙って誰にも断らずに取り替えた場合は1打罰となる。
●二つのボールがくつついた状態で並んでいて打てない
<罰なし>:他のボールが邪魔になる場合は拾い上げさせることができる。ボールを拾い上げた方はリプレースしてプレーを続ける。
●フェアウェイに落ちていた松ぼっくりを練習がわりに打った
<罰なし>:コース上に落ちている松ぼっくりはボールではないので、打っても練習とはならない。
●後続組から打ち込まれたボールを打ち返した
<2打罰>:紳士的な行為ではないととしてペナルティとして2打罰が科せられる

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